季節限定☆オリーブオイルヌーボーを使ったホームパーティー料理

こんにちは。フードコーディネーター、写真家の高梨亜里です。

Ari’s Walk 食と人との間にもっと素敵を探す旅をモットーに、パーティーフードケータリング、料理撮影、レシピ開発、カメラマン、イラスト提供、スタイリングワークと、美大出身の視点を生かし多彩な分野で活動・発信させていただいております。

実りの秋ですね！今が旬だからこそ、季節限定品の食材をホームパーティーに登場させたい！今回は、そんな思いを叶えてくれる「オリーブオイルヌーボー」についてご紹介します。

「オリーブオイルヌーボー」とは？

「ヌーボー」というと「ボジョレーヌーボー」のようなワインの初物が有名ですよね。オリーブオイルにも、早摘みのオリーブ果実を丁寧に搾ったオイルの上澄み瓶詰めした「オリーブオイルヌーボー」という季節限定品があります。シーズンは10月下旬から11月なので、まさにこれからです！

味を調整される一般のオリーブオイルと違って、オリーブの質がダイレクトに出るオリーブオイルヌーボー。オリーブは農産物ですから、その年によって味が異なり、オリーブオイルヌーボーならではの醍醐味となっています。

たとえば、オリーブのマリネ。オリーブオイルヌーボーのパンチのある濃厚さに毎年驚かされます！

こんがりトーストしたバケットにニンニクをすり込み、オリーブオイルヌーボーをたっぷりかけて、自然塩をふりかけ食べる「フェットゥンタ」の美味しさは格別です。

©「フェットゥンタ」photo/ ari takanashi

トーストしたてのバケットの熱でオリーブの香りがふんわり立って、まさにオリーブオイルを食べる料理、という感じです。イタリアトスカーナではその年のオリーブオイルの出来を味わう収穫祭は11月、この伝統的な食べ方「フェットゥンタ」が振る舞われます。

いろいろなお料理にかけるだけで、素材そのものの味を引き立ててくれるオリーブオイルヌーボー。

青々としたオリーブの香りとピリッとした辛味と苦みの味が、大人なパーティー料理にぴったり！おすすめの食べ方をご紹介します。

タリアータ

©「タリアータ」photo/ ari takanashi

「タリアータ」は、イタリアでもポピュラーな肉料理です。
にんにくの香りを牛肉に移して焼いた厚切りビーフにオリーブオイルヌーボーはベストマッチ！

ゆで野菜プレートオリーブヌーボーとチーズで

©「ゆで野菜プレートオリーブヌーボーとチーズで」photo/ ari takanashi

季節のお好みの野菜は茹でて、オリーブオイルヌーボーをかけて、粗く削ったチーズをたっぷりと。野菜が美味しく、いくらでも食べられてしまいますよ。

白いパエリア香草とオリーブヌーボーの香り

©「白いパエリア香草とオリーブヌーボーの香り」photo/ ari takanashi

ネギとアサリ、ニンニクを効かせた白いパエリアに、軽く蒸したトマト、香草を添えて、オリーブオイルヌーボーをまわしかけて。ご飯メニューも特別な１品に変身します！

タコと炙りブリのカルパッチョ

©「タコと炙りブリのカルパッチョ」photo/ ari takanashi

もちろん鮮魚にも最高。柚子胡椒やニンニク、タパスコを効かせたカルパッチョに。

オリーブオイルヌーボー冷奴

©「オリーブヌーボー冷奴」photo/ ari takanashi

豆腐にオリーブオイルヌーボーをかけると見違える逸品に。

お豆腐タパス

山葵、おろしニンニク、青じそを刻み、岩塩や白醤油とともに、豆腐がチーズのように濃厚な美味しさです！

セロリとくるみのディップ

オリーブオイルヌーボーを加えれば、いつものディップも奥深い味わいになります。

旬でいて尚、そしてちょっと特別な食材があるだけで。季節限定。贅沢なひと時。
ホームパーティーのテーブルの上で会話が弾み、ゲストの皆と一緒に味わい楽しめる、最高に幸せな時間を作れます。

これからがオリーブオイルの旬。
ぜひシーズンスペシャルの味を楽しんで、みなさまのホームパーティーの時間が、より楽しく美味しくスペシャルなものとなりますように。

最後におすすめのオリーブオイルをご紹介。

delponte

http://www.delponte.com/jp/index.html

編集部より

季節の味を大勢でワイワイと楽しめるのもホームパーティーの素敵なところですよね。いましかない味わい、オリーブオイルヌーボーが気になった方も多いのではないでしょうか？ぜひ次のホームパーティーの参考にしてみてくださいね♪