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ワイン用ブドウの種類

日本ホームパーティー協会のワイン担当hiro(ワインアドバイザー)です。

 

先週から「ホームパーティーに役立つワインの基礎知識」と題して、ホームパーティーに役立つワインの知識をシリーズでご紹介しますが、二回目の今回は「ワイン用ブドウの種類」です。

 

ワインに使用されるブドウは、果皮の色合いよって2つに大別することができます。
・黒ブドウ・・・果皮が濃い青紫〜紺色
主に赤ワイン・ロゼワインに使用されています
・白ブドウ・・・果皮が黄色〜緑色
主に白ワインに使用されています

 

ここで簡単にそれぞれのワインについて触れますと、

赤ワインとは、一般に赤〜赤紫色の強いワイン
ロゼワインとは、一般に淡い赤〜ピンク色のワイン
白ワインとは、一般に淡い黄色〜黄緑色、または茶色を感じる黄色のワイン
を指しています。また、
スパークリングワインとは、発泡性のあるワイン
を指しています。

 

黒ブドウについては、前回の「ワインの種類って?」でも触れた通り、果肉ではなく果皮が色づいているため、果皮の色合いをそのまま活かした赤ワインやロゼワインになったり、果皮を向いて果肉からの果汁のみで造られる白ワイン(特にスパークリングワイン)になったりします。

 

黒ブドウの主な品種としては、
ボルドータイプ・・・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなど
ブルゴーニュタイプ・・・ピノ・ノワールなど

白ブドウの主な品種としては、
ボルドータイプ・・・ソーヴィニョン・ブランなど
ブルゴーニュタイプ・・・シャルドネなど
ドイツタイプ、アルザスタイプ・・・リースリングなど

が良く知られています。
もちろんこれ以外の品種もありますが、スーパーやショップで良く見かけるのはこのあたりですよね。

 

ボルドータイプやブルゴーニュタイプ、ドイツタイプなどと種類分けしていますが、これらは地域によって栽培される品種が異なることにも由来しています。ここには挙げられていませんが、それぞれの地域でそれぞれの地域特有の品種も沢山存在しています。例えばイタリアには、そんな地域特有の品種が数千もあるといわれるほどです。

 

では、一体どれくらいの地域でワインが生産されているのか気になりますよね。
下図をご覧ください。この図はワインが生産されている国や地域を図示した地図です。

 

 

ヨーロッパは言うに及ばず、米国、チリやアルゼンチンを含む南米、オーストラリアやニュージーランド、更には南アフリカ、面白いところではインドや中国でも生産されています。

 

特に昔からワイン生産が行われてきたヨーロッパを旧世界、また米国や南米、オセアニアなど新たにワイン生産が行われるようになった地域を新世界と呼ぶこともありますので、ぜひ覚えておいてください。

 

このように、様々なワイン用品種があり、また世界各地でワインが造られていることから、それこそ星の数ほどのバラエティがあることになります。
ホームパーティーでも、またピクニックでも、シチュエーションやお料理に応じたワインを選べると、より楽しめそうですね。

 

さて、次回では「ワインボトルとそのラベル」について、お話したいと思います。お楽しみに!

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