めっきり寒くなってきた時期のホームパーティーでは、栄養たっぷりの鍋や煮込み料理でゲストのお腹も心もポカポカに温めたいものです。
おもてなし上手で知られる南フランスのママンたち。そんな彼女らがホームパーティーで腕をふるうのはしっかりと下準備をした自慢の「プティ・サレ・オ・ランティーユ」。お塩でしっかり下味をつけた豚肉を、たくさんの野菜と鍋いっぱいのランティーユでトロトロに煮込んだもので、南仏の母の味と言っても過言ではありません。
大切なゲストが来る日に合わせて塩豚をしっかり漬け込んで味を染み込ませ、時間をかけてお肉をトロトロにするのが美味しさの秘訣。まさに南フランスのママンによる最高のおもてなし&自慢の手料理です。
プティ・サレ・オ・ランティーユ
“ランティーユ”とは、フランスでよく食べられる乾燥レンズ豆(緑豆)のこと。鉄分たっぷりなので、女性のゲストには嬉しいですよね。野菜をたっぷりのこのレシピは、不足しがちな栄養を簡単にしっかり取ることができます。
プティ・サレ・オ・ランティーユ レシピ
①下準備として、ホームパーティー前日(出来れば2〜3日前)に豚肉へたっぷりと塩を揉み込み寝かせておく
②乾燥レンズ豆(ランティーユ)を沸騰したお湯で20分ほど煮戻す
③にんじん、玉ねぎ、リーキ、セロリ、カブを少し大きめに切り、大鍋で軽く炒める
①で準備しておいた塩豚を一緒に炒め、軽く焼き目をつける
④ローリエ、戻したランティーユ、コンソメ、水を大鍋に入れ煮込む
⑤じっくりコトコト煮込んで、お肉がトロトロになったら味をオリーブオイルやハーブ、塩胡椒で整えて出来上がり
ホームパーティー前の簡単な下準備さえしっかりすれば、美味しく仕上がる嬉しいレシピですよね。
「いつも慌ただしくて、つい有りあわせを準備してしまう…」そんな皆さんも、のんびりとお客様を待ちながら栄養たっぷりの「プティ・サレ・オ・ランティーユ」を、じっくりコトコト煮込んでみてはいかがでしょうか。