日本ホームパーティー協会のワイン担当hiro(ワインアドバイザー)です。
今回はシャンパーニュ(シャンパン)の甘辛度の違いについてご紹介させていただきます。
甘辛度は7段階
前回のエチケット(ラベル)の読み方で、甘辛度というものが表記されているとご紹介しましたが、この甘辛度はシャンパーニュ1Lあたりに含まれる糖分量によって呼び名が定められています。
3g/L以下・・・極辛口。ブリュット・ナチュール(brut nature)、パ・ドゼ(pas dosé)などと呼ばれます。
6g/L・・・極辛口。エクストラ・ブリュット(extra brut)と呼ばれます。
12g/L・・・辛口。ブリュット(brut)と呼ばれます。
12〜17g/L・・・中辛口。エクストラ・セック(extra sec)、エクストラ・ドライ(extra dry)と呼ばれます。
17〜32g/L・・・中甘口。セック(sec)と呼ばれます。
32〜50g/L・・・甘口。ドゥミ・セック(demi sec)と呼ばれます。
50g/L以上・・・極甘口。ドゥー(doux)と呼ばれます。
このように7段階に分けられており、エチケットを見るだけでおよその糖分量がわかることから、それぞれに合わせるお料理を考えやすくなります。
一般に甘いタイプはお料理と合わせにくいと考えられていますが、脂質が多く含まれるお料理、例えばフォアグラのテリーヌや豚の角煮などとの相性が良いこともありますので、ぜひ選択肢のひとつとして覚えていただくとホームパーティーでのメニュー選択肢が増えること請け合いです。
シャンパーニュについてもっと知りたい方へ・・・
こちらのページにかなり細かく掲載されていますので、ぜひご覧ください。
シャンパーニュの簡単なまとめ[2]
http://www.hirok-k.com/blog/562.html