日本ホームパーティー協会のワイン担当hiro(ワインアドバイザー)です。
今回はシャンパーニュ(シャンパン)の歴史をご紹介させていただきます。
【シャンパーニュの歴史】
華やかな席には欠かせないシャンパーニュですが、その歴史はかなり長く17世紀終盤にまでさかのぼります。
日本では江戸時代にあたり、江戸文化が花開いた元禄時代を迎えたころにあたります。
まさにこの頃、あの有名な僧ドン・ペリニョンが現在のシャンパーニュの原型を形作っていました。それまでは発泡性のないワインがシャンパーニュ地方で作られていたこともあり、その功績は偉大というほかありません。
17世紀末にはその発泡性を保つことができるボトルに詰められた発泡性のシャンパーニュ産ワイン(つまりシャンパーニュ)が初めて販売。
そして18世紀に入った1729年、現在も続く老舗ルイナールが発泡性シャンパーニュ産ワインの取り扱いはじめ、徐々にその名声が広がっていきます。
ところがその名声に相乗りする形でシャンパーニュと名付けられた発泡性ワイン、つまりスパークリングワインが生産・販売されるようになり一般名称となってしまいます。
こうしたことから、スパークリングワインがシャンパーニュと名乗れないようにする政令が布告されることとなりました。ここから前回にご紹介した「スパークリングワイン≠シャンパン」の話へと繋がります。
ホームパーティーでシャンパーニュをいただくときに、こうした時の流れにも思いを馳せるのもまた楽しいのではないでしょうか。
【シャンパーニュについてもっと知りたい方へ・・・】
こちらのページにかなり細かく掲載されていますので、ぜひご覧ください。
シャンパーニュの簡単なまとめ[1]
http://www.hirok-k.com/blog/485.html