日本ホームパーティー協会のワイン担当hiro(ワインアドバイザー)です。
今回はホームパーティーの席をさらに華やかに彩ってくれるピンク色のシャンパーニュ(シャンパン)、つまりロゼ・シャンパーニュについて簡単にご紹介させていただきます。
ロゼのシャンパーニュ
ピンク色のロゼ・シャンパーニュ、美しく華やかですが、高価なものが多いですよね。それは一体なぜなのでしょうか?
実はこのロゼ・シャンパーニュ、大きく分けて二通りの製法があり、白のシャンパーニュよりも複雑な製造工程をたどってつくられているからなんです。
まず一つ目の方法はアッサンブラージュ(ブレンド)法と呼ばれる製法で、通常の白のシャンパーニュの工程とは別に赤ワインを造り、その二つをブレンドすることで淡い色付けを行ったもので、繊細さと軽やかさ、そしてフレッシュさが際立つシャンパーニュが生まれるとされています。
この方法では、別々に仕込みを行うという手間がかかり、それぞれのワイン造りの経験が求められる方法です。(こちらの方法によるロゼは、シャンパーニュにだけ認められた方法です。)
そして二つ目の方法はセニエ(血抜き)法と呼ばれる製法で、黒ブドウの色の濃い果皮にブドウ果汁を短い期間漬け込むことで僅かな色付けを行い、その後発酵醸造が行われるもので、果実味と力強さが際立つシャンパーニュが生まれるとされています。
漬け込んだ後に色付けされたブドウ果汁のみを取り出す様子から「血抜き」と呼ばれ、漬け込むタイミングや期間などにより、その色合いだけでなく香りや味わいも異なってくることから、こちらもまたワイン造りの経験が求められる方法です。
いずれの方法も白のシャンパーニュとはまた異なる手間と経験が必要とされ、そこからあの美しい色合いが見られるんですね。
シャンパーニュについてもっと知りたい方へ・・・
こちらのページにかなり細かく掲載されていますので、ぜひご覧ください。
シャンパーニュの簡単なまとめ[3]
http://www.hirok-k.com/blog/678.htmlpofflowers.jp/