セミナー

ホームパーティーに学ぶコミュニケーションデザイン(3)

ホームパーティーに大事な10のノウハウ

ホームパーティーに参加しよう

ホームパーティーを通して、コミュニケーションスキルを高める。

とはいえ、基本的にホームパーティーは「楽しむ」ものです。そこで出会う、他の参加者や、普段交流のある方々と、楽しい会話をするための機会でもありますから、ことさら緊張したり、身構えたりする必要はありません。存分にパーティーを楽しめばいいのです。

と、言っても、もともと「人と話すのが苦手」「人見知りで、初めて会う人とは話せない」などと言う方もいらっしゃるでしょうし、具体的に、何を気をつけ、どのようなコミュニケーションを楽しめばいいのか、迷う方もいると思います。そこで、本章では、より具体的なホームパーティーへの向き合い方をお話しします。

まずは、参加者として数々のホームパーティーに参加させてもらうことです。知り合いなどを通じてお誘いがあれば、積極的に参加してみてください。

はじめは、一人で他人のホームパーティーに参加させてもらうのが一番。要するに、アウェイの試合に出かけていくことです。普段とは違ったルール。交流したことのない人たちとの出会い。そこでは、自分ルールの通用しない世界を味わうことになるはずです。

そうすることで、参加者がそんな気持ちでパーティーを体感しているかを知ることができるわけです。そして、アウェイに来てる人(参加者)の気持ちを参考に、今度は自分がホストとしてパーティーを開催するのです。

ホームパーティー主催のすすめ

ホームパーティーで気をつけるべきことを理解するために、最短の近道は「ホームパーティーの主催者」として身を置いてみることです。ホームパーティーの主催者が、どんなプランを立ててお客を集め、参加者が楽しめるようにどのような気配りをしているか?そこに、あらゆるコミュニケーションのノウハウが詰まっているからです。

ホームパーティーを成功に導ける主催者こそが、コミュニケーションのエキスパート。しかも、ホームパーティーのホストになるというメリットは大きいのです。まず、参加者からは「パーティーを開いてくれてありがとう」と、感謝されます。また、主催者という立場上、自分主導で進行することができるのもコミュニケーション上、有利です。いわゆる。「初めからマウントを取った状態」です。コミュニケーションが苦手な人ほど、主催者をやることでの恩恵を得られるのです。

また、私は、ホームパーティーには「仕事」のスキルを磨くという側面もあると考えています。なぜなら、ホームパーティーを開催するということは、仕事におけるプロジェクトと同じです。

必要になるのは、パーティーのコンセプトを作り、プランを立てること。そのためには、情報を引き算して、目指すゴールを明確にするといった企画力。また、パーティーの規模や、参加する人を決めるキャスティングも行わなくてはなりません。ゴールのために、どのくらいコストがかかるのか?現実的な予算を考える能力も必要になって来るでしょう。パーティーをスムーズに進行するためには、会場の整理整頓や、ラベリングも大事なことです。

これらのプロセスを踏み、当日には参加者のみんなを引っ張っていくリーダーシップも試されるでしょう。ホームパーティーは、コミュニケーション力と同時にマーケティング力、オペレーション力、リーダーシップを磨く、格好のトレーニングでもあるわけです。

「良いホームパーティーが出来る」人は「良い仕事が出来る」能力を持っている人でもあるのです。

ホームパーティーの主催者に身を置いてみる

そこで、本章では、主催者の側に立つことをベースに、様々な側面からホームパーティーのノウハウをお話しします。

自分がホームパーティーをするなら、どんなパーティーにしたいか?などを想像していみてください。細やかなディティールを構想することが、あなたがホームパーティーで、どんな立ち振る舞いをすれば良いかの指標になるはずです。

もちろん、ホームパーティーを普段主催ている方ならば、今後、さらにホームパーティーをレベルアップするためのヒントになるでしょうし、これからホームパーティーを開いてみたいと思うなら、その強力なガイドになると思います。

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